箱根・芦ノ湖に行きました。
仕事でしたが、その後に、現場で釣りをしている方にもらっていただければいいなと
思い、そのためのルアーも持っていきました。
せっかくなので水中画像(動画)も撮っておきたい、という目的もありましたので、
FISH PASSで遊漁料を払い(便利になったものです)、去年ここで同じことをやった
ことなどを思い出しながら撮りました。
すでに何か所か形状を変えることにしているこのルアーですが、この時にも気づいた
ことが一点ありましたので何らかの形で反映させるつもりです。
釣りをしている人を探して湖岸を歩き始めた時点ですでに夕刻近くなっていました。
午後から夕マヅメを狙う人もいるはずだ、と思っていましたが、釣りをしている人は
極端に少なかったです。
普通に観光をしている人は平日と思えないくらい多かったのですが…。
そんな中でもお会いできてルアーをもらっていただいたた方はとても紳士な方でした。
ABU505(アンダースピンキャストリール)という珍しいリールを使っている方で、
トラウトもバスもやられるそうです。
その方の釣りの邪魔をして、貴重な夕マヅメの時間帯を削っていしまうようなことに
なってはいけないと思っていましたが親切にお話しをしていただき、恐縮しました。
「さっきも掛けたところ」とおっしゃっていましたし、最近の芦ノ湖での釣果として
良型のバスが写っている写真もスマホ画面で見せていただきました。岸近くを丁寧に、
必ず足元付近まできっちり探ってらっしゃったので、その釣果にも納得です。
日没頃という時刻でもあり、話していてその方の時間を無駄にすることはできないの
ですぐにその場を失礼しましたし、ルアーをもらっていただいたときも
「今日使ってくださいということではありませんから」
と言ってお渡ししたのですが…こちらが折り返し歩いていて再度お会いした時には
なんと、さっそくルアーを使って頂いていたのには感激しました。
「ブルブル感が伝わって」とおっしゃっていただきましたが、このあたりが実際に使
っていただいて聞きたい部分なのです。
試作品はワイヤー径を1.0mmと0.8mmの2種作ってあります。当然強度があるのは1.0
mmの方で、重さに対してはそちらの方がふさわしいと思っています。ただ、0.8mm
の方がブルブル感が手元に伝わるので、どうしてもそちらを捨てられていない。
他の人が気にする程かどうかわからないのですが・・。
今回お渡ししたのは1.0mmの方でしたが「伝わる」と言っていただいたので、参考に
なりました。
ここで「いいことも悪いことも感じたことを根掘り葉掘り聞きたい!」という気持ち
も湧いてきたのですが、そこは抑えて、やはり失礼させていただきました。
その方にルアーをお渡ししたとき、「ブログで紹介してもいいですか?」と聞かれ、
もちろん「ありがとうございます」とお答えし、ブログも教えていただきました。実
際にその日の釣行について書かれた記事のなかで紹介していただき、ありがたい限り
です。
芦ノ湖へは重ねて釣行されているようですし、道具にも造詣が深い方だと思いますの
で、読まれると参考になることが多いサイトだと思います。
ただ、逆にこちらがブログを紹介してよいのかということまではその時に思い至らず
お聞きできていないのですが・・・使用されているリールや、場所などから探してい
ただけると思います。
短い時間とはいえ、岸から釣りをしていた方にお会いできたのはこの方だけでしたが
こういう紳士的な人が釣りをしているところも「芦ノ湖らしい」と、自分の中での芦
ノ湖の印象がまた上がりました。
まずは行くこと。行くとわかることや、出会いがあったり…。
やはり現場は大切だなと思った一日でした。
またルアーを持って釣り場にお邪魔しようと思います。