「ゆっくり底を探れるハードルアー」を作る 第7回 材料と構造と形の間で行ったり来たり
実用的なルアーにしていく作業 形が確定したわけでもないですが、この辺りから実用的なルアーにしていく作業をします。・実用的な構造で・実用的な材料に近づけながら進めていきます。 ここまでは試しやすい材料=加工しやすい材料で簡単に試していっています。・ボディはポリスチレンフォーム・リップはプラ板の0.5mmどちらもそのままルアーに使うには弱い材料です。これを実用的にするために材料を変えると、厚さや比重が […]
実用的なルアーにしていく作業 形が確定したわけでもないですが、この辺りから実用的なルアーにしていく作業をします。・実用的な構造で・実用的な材料に近づけながら進めていきます。 ここまでは試しやすい材料=加工しやすい材料で簡単に試していっています。・ボディはポリスチレンフォーム・リップはプラ板の0.5mmどちらもそのままルアーに使うには弱い材料です。これを実用的にするために材料を変えると、厚さや比重が […]
斜め泳ぎを解消したい ここまではこのルアーが泳ぐ時、ブレード部分は水の抵抗が少ないのに対して、ボディは抵抗を受けるため、ルアー後部が遅れる形の「斜め泳ぎ」になっていました。斜め泳ぎではダメな理由の一つめは、動きの点でバイブレーションの良さを発揮できないこと。斜めに水が当たることによって体を抵抗から逃すような揺れの動きがあっても、それはこのルアーで目指すものとは違う動きだから。このルアーはミノー的な […]
背負ってる荷物が少ないほど動きは良いはず・・ ブレードに付けたボディ(ポリスチレンフォーム)のサイズははじめ高さ11.5mm に対して幅11.5mmの円筒形。この幅を1mmづつ削って薄くしていきます。 以下、数値は幅(厚さ) です1. 11.5mm 2. 10.5mm3. 9.5mm4. 8.5mm5. 7.75mm6. 7.0mm7. 6.0mm8. 5.0mm9. 4.5mm-110. 4. […]
ブレードベイトはボディを背負っても動くか 微妙なバランスで成立しているものに別のものをくっつけて泳ぐのか?まずはそこからです。底で直立して云々は後の話。 で、前作ワイヤーベイトのバイブレーションブレードにねんどをくっつけて水槽で泳がせてみますが・・泳ぎません・・ (写真2023.1.16) 「知ってましたけど?」 前に読んでものすごく記憶に残っていた漫画「聲の形」で、主人公の親友「永束くん」が負け […]
ディープダイバーのリップはいいなと思う 植物かなんかに見えます?これはバイブレーションが頭を下にして底を引かれているときの様子の絵です。すみません。 底に泥だったり葉っぱだったりという堆積物があるとして、重いバイブレーションは頭が埋まりながら引かれてくる、またフロントフックは常に底に着いていて底のものを拾ってしまうんだよな〜、という絵です。 ・底用ルアーとしてじっくりゆっくり底を探るのであれば、や […]
底用ルアー、フローティングかシンキングか フローティングなら、潜らせて、何かに当たったら「止めて、浮かせて」回避できる。なにより「浮いている」ことの安心感は半端ない。でも、岸から釣る時、ディープダイバーだとしてもフローティングではそもそも到達できない部分があります。 着水点からかなり離れたところまで引いてくる間の深い部分を直接は探れない。 シンキングのメリットの一つがフローティングで到達できない部 […]
この記事は、はざまの2作目のルアー「ブレードベイトミノー(Blade Bait Minnow)」について、発案・検討・試作の過程をスタート時点まで遡り、記すものです。頭の中にあった「こんなルアーがあったらいいのに」というものを形にするためにどう考えてどう作っていったか、その記録です。 何を作るのか では、これからそのルアーを作ります。今回作りたいのはどんなルアーかというと、「ゆっくりと底の釣りがで […]